テレビ台が狭い?広すぎ?正しい幅を判断するチェック方法

TVボード・ローボード選び

テレビ台の幅の選び方|テレビサイズ別のおすすめ幅と失敗しないチェックポイント

最終更新日:2025-12-10


「テレビ台の幅、どれを選べばいいか分からない…」という声はとても多いです。 テレビより短い台を選んでしまうと、見た目のバランスが悪くなったり、転倒リスクが高くなったりすることも。

この記事では43・50・55・65インチのテレビを想定して、幅の決め方・高さ・奥行き・配線・収納までを 一気に解説します。ブログや商品ページの解説用としても、そのまま使える内容です。

1. まずは「テレビより幅の広いテレビ台」が大前提


一番大切なのは、テレビ台の幅がテレビより広いことです。 目安としては、次の「黄金ルール」を覚えておけばOKです。

黄金ルール
テレビの横幅 + 左右合計20〜40cm(片側10〜20cmずつ) → テレビの横幅+20〜40cmが、理想のテレビ台の幅

テレビぎりぎりの幅だと、ちょっとした地震やぶつかったときに不安定になり、 見た目の余白もなく、せっかくのコーディネートが窮屈に見えてしまいます。

2. インチ表記と画面サイズのイメージをつかむ


テレビの「○○インチ(○○V)」は画面の対角線の長さです。 同じ50インチでもメーカーによって横幅が数cm違うことがありますが、 テレビ台を選ぶときはだいたい次のようなイメージで考えておけば十分です。

  • 43インチ … 横幅およそ95〜97cm
  • 50インチ … 横幅およそ110〜112cm
  • 55インチ … 横幅およそ122〜124cm
  • 65インチ … 横幅およそ144〜146cm
ポイント
正確なサイズは商品ページの「外形寸法(幅)」で必ず確認しましょう。 テレビ台を選ぶ前に、気になるテレビの横幅をメモしておくとスムーズです。

3. テレビサイズ別・おすすめテレビ台の幅


実際にどれくらいの幅のテレビ台を選べばいいか、43・50・55・65インチごとに おすすめの目安幅をまとめました。


  • 43インチ:幅120〜140cm程度
  • 50インチ:幅150〜170cm程度
  • 55インチ:幅160〜180cm程度
  • 65インチ:幅180〜200cm程度
POINT
部屋をスッキリ見せたい場合は、上記の「下限〜真ん中くらい」を。 テレビを主役にしたシアター感を出したい場合は「真ん中〜上限寄り」の幅を選ぶとバランスが良くなります。

4. ローボードの高さと「目線の位置」を合わせる


幅と同じくらい大事なのが高さです。 ソファに座ってリラックスして見ることが多い場合、 画面の中心が目線の高さ(およそ95〜110cm)になるように調整すると、 首が疲れにくくなります。

チェックの仕方
ソファに実際に座り、床から目線の高さをメジャーで測ります。 テレビの高さ(床〜画面中心)=テレビ台の高さ+テレビの半分の高さ になるので、おおよその計算でOKです。

5. 奥行きは「40cm前後」+配線スペースを意識する


幅ばかりに目が行きがちですが、奥行きもとても重要です。 最近の薄型テレビでもスタンドの奥行きが意外とあるため、 テレビ台の奥行きは40cm前後あると安心です。

  • テレビ背面と壁の間は、熱と配線のために5〜10cm程度あける
  • ブルーレイ・ゲーム機などAV機器の奥行きも事前にチェック
  • 前方は、落下防止のため数cmの余白を残す

6. 配線収納OK / NG 例でチェックする


テレビ周りがごちゃついて見える一番の原因が配線です。 買う前に、次のようなポイントを確認しておきましょう。

  • 背面や天板に「配線用の穴」や「コードスリット」があるか
  • ルーターや電源タップを隠せる収納スペースがあるか
  • コンセント位置とケーブルの長さをイメージしておくか

7. 幅の合ったテレビ台は、コーディネートも決まりやすい


テレビより少し広めのテレビ台を選ぶと、左右に植物や雑貨を飾る余白が生まれます。 その結果、テレビだけが浮いて見えず、リビング全体のバランスが整います。

ウォールナットのローボードであれば、 ベージュやグレーのソファ・ラグと合わせると落ち着いたモダンな印象に。 観葉植物を一つ置くだけでも、ぐっと雰囲気が良くなります。


8. 購入前にチェックしたい5つのポイント

最後に、テレビ台をカートに入れる前に確認しておきたい項目をまとめました。

  • テレビより幅の広いテレビ台か?
  • 画面中心が目線の高さになるか?
  • 奥行きは十分か?(テレビ+配線スペース)
  • 配線スペースは確保できるか?
  • AV機器が収納できるか?

この5つを押さえておけば、見た目も使い勝手も満足できるテレビ台選びができます。 ぜひ、お部屋のテイストに合ったローボード・テレビボードをじっくり選んでみてください。